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お客様の声【伊藤忠テクノソリューションズ株式会社様】

CTCが選んだBPO活用事例──日本語対応×コスト最適化で広がる大宇宙ジャパンの役割

企業向けにさまざまなITソリューションを提供するCTC(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)様では、顧客企業のシステム運用業務の一部をBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)形式で大宇宙ジャパンに委託しています。約10年にわたり実績を積み上げてきたことで、当初に比べ依頼可能な業務範囲が大きく拡大しました。
今回は、プロジェクトをご担当された課長の吉野様に、大宇宙ジャパンを選定した決め手や強み、プロジェクト開始後の成果などをお伺いしました。

【インタビューにご協力いただいた方】
エンタープライズシステム技術本部
EPシステム技術第4部 ITサービス課
課長 吉野 信太郎 様

(2025年5月 インタビュー時点)

製造業の顧客向けのシステム運用業務を委託

まずは大宇宙ジャパンが関わったプロジェクトの概要と、吉野様の役割についてご紹介をお願いします。

吉野様: 弊社がご支援している製造業のお客様の社内ITシステムにおけるサポートセンター業務に関して、運用の一部を大宇宙ジャパンに委託しています。 具体的には、サーバーやネットワークなどに関する運用の中で、定型化した業務を大宇宙ジャパンにご依頼しています。 定型的な業務は、標準化・効率化を図りつつ、オフショアの活用を含めて、パートナー企業に適切に委託する体制を整えています。 その一環として、大宇宙ジャパンには、運用業務の中でも安定性や正確性が求められる領域をお願いしています。
また、エンドユーザー(クライアント企業の社員の方)からの質問に対する回答や海外のベンダーとの調整・折衝などもお願いしており、幅広い範囲でご活躍いただいています。
私は弊社で構築したシステムの運用を担当しており、実運用のほか運用移管先を見つけたり、外部の企業や子会社を含めた最適な運用体制を整備・マネジメントを行ったりする役割を担っています。

日本語対応レベルやコストメリットが優れていることが選定の決め手に

プロジェクト開始前の課題や、大宇宙ジャパンを選定した決め手・選定軸についても教えてください。

吉野様: 本プロジェクトではグローバルでの業務対応が求められており、特に中国語圏とのやり取りが課題でした。 業務上、現地法人や中国のITベンダーとの連携が不可欠であり、中国語での実務対応力が求められていました。 それと同時に、本プロジェクトではクライアント企業と直接コミュニケーションをとる必要があり、中国語だけでなく日本語にも高いレベルで対応できる点や、日本のビジネス文化を熟知していることも選定軸として大きなポイントでした。 そこで、大宇宙ジャパンに協力をお願いしました。大宇宙ジャパンは中国語に強いことに加えて、業務に即した自然な日本語のコミュニケーションが可能でした。 単に言葉を知っているというだけでなく、実際の業務の中で磨かれている感覚があり、非常に安心できました。 日本の商習慣やマネジメントスタイルに対する理解度も深く、クライアントの対応においても不安を感じることはありませんでした。
さらに、運用部門はコストセンターと位置づけられていることが多いため、パートナー選定においてはコスト効率も重要な検討軸でした。 その点、大宇宙ジャパンはコストメリットの面でも優れており、業務品質とコストのバランスが取れていると感じたことが選定の決め手となりました。

大宇宙ジャパンの強みはどういったところにあるとお感じですか。

吉野様: ミスなく安定的な運用を実施できることはもちろん、各言語や各文化の違いを踏まえて円滑な調整を実現してくれる点が強みだと思います。
加えて、中国語圏のエンドユーザーからの質問に対する回答や、中国独自の法制度対応時についてもクライアント企業としっかりと関係を構築しながら進めていただいています。特に自社だけでは難しい中国の法規制の動向について、能動的にキャッチアップして情報提供してくれる点でも非常に助かっています。まさに大宇宙ジャパンは「かゆいところに手が届く」存在ですね。

実績を積み上げていったことで、委託できる業務範囲が拡大

プロジェクトを通じてどのような効果を実感していますか?

吉野様: 大宇宙ジャパンと取引が始まって以来、約10年以上にわたり運用の実績を積み上げていったことで、依頼できる業務の範囲・領域が広がっています。 はじめはサポートデスク周りの依頼がメインだったのですが、現在ではさまざまな定型業務もお願いしており、仕事量で言えば当初に比べて2倍近くの業務を委託できるようになりました。
定型業務に関しては業務を行っていく中で技術力が蓄積していくため、技術力の向上に伴い委託できる範囲が広がってきていると感じています。

最後に、同様のプロジェクトを検討している方に向けて、大宇宙ジャパンのおすすめポイントがありましたらお聞かせください。

吉野様: 日本語のレベルや日本のビジネス文化への理解など、日本企業向けのサービスレベルは申し分ないですし、オフショアによるデメリットはほとんど感じません。 そのため、オフショアを活用することに違和感がなければ間違いなくおすすめできます。
コストパフォーマンスの面でも非常に優れており、業務の進行のスムーズさや丁寧な対応力など、安心してお任せできる体制が整っていると感じています。

本日はインタビューのために、貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。

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